煉瓦、レンガ、れんが!


ジェイのレンガ論 レンガを愛する建築家!

ジェイ石田では、レンガをよく使います。その理由を少し
ひも解きたいと思います。横浜は、赤レンガが似合う。鎌倉は、いぶしレンガが合う。・・・地域の色、素材

メリットとして

・素材の力(質感の魅力)がある。
・開港以来の文化を支えた素材である。
・それは、自然素材で、ひとつ一つが全て違う。
・風合い、素材感がとてもよく、目に優しい。
・再生可能な素材である。
・耐火性が優れている。
・ものによって1000年長持ちする。
・時間の経過によって価値が上がる(特にヨーロッパでは)。
・加工が意外にしやすい。
・彫刻としても利用できる。
・陰影が美しい。
・光(電球色)を当てると美しさムードがにじむ出る。
・断熱性もある。
・遮熱性も考えられる。
・日本も実は、土の文化がある。
・積み上げ型なのでみんなで施工も出来る。
・太陽熱の蓄熱材として最適である。
(夏、室内床に使うと涼しく、冬、陽が当たると暖かさを貯める)
・メンテナンスがいらない。
・世界各国で生産している。
・灯篭や照明器具としても利用できる。
・子供も粘土から簡単に遊ぶことができる。
・ともかく、私たちの記憶の原風景をつくることが大切で・・・つぎの世代に渡すこと・・・大事です。
アルミや軽量物も現代的で良いですが・・・・何か寒気がしませんか?
地域性も感じられないですね~。

 

デメリットとして

・耐震性を考える必要がある。(ジェイは、解決済み)
・重量が意外と重い。
・輸送が大変である。
・ひとつ一つ積むので施工費が、少し高い。
・雨漏り対策を考える必要がある。(ジェイは、解決済み)

ニューヨークの摩天楼の外壁にもレンガが多く使われています。
それは、対向性が非常に良いことです。やはり、5年10年で改修
費が掛かるのでは、困るからです。私が、27回のホテルに
泊った時に隣の新築ビルで、職人の方が、レンガをひとつ一つ
積んでいました。本当に大丈夫かなあ~。と思いましたが、
いろいろ調べてみると、崩れない工法をちゃんと考えてありました。
地震は、今や日本だけの問題ではなく、アメリカもしっかり
調査、対応しているのです。
私は、日本のマンションは、薄いタイルをセメント系接着材で
貼り付けていますが、これは、将来とても危険なものになると
思っています。それに比べレンガは、鉄筋や錆びない受け材で
しっかり止めているので安全度は、はるかに高いと考えています。
たぶん、欧米と日本とのものをつくった後の存置させたい期間
(耐用年数)の違いと思いますが、本当にこれで良いのでしょうか?

私達もこれからもっといろいろな安価に安全な工夫をして行き
たいと思います。

レンガを家の一部に使うだけで・こんなにも素敵になる!・と
支持をいただいていることは、上記のメリット、デメリットを
理解し、それぞれに合った計画・デザインをしているからです。
と言い切りたい。・・・少し自信アリ

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