礼節に気づく家(横浜市保土ヶ谷区)
   
1.条件と概要 全景
  • 家族構成:2人
  • 設計時のコンセプト:大正ロマン
  • 竣工年月:2011年8月
  • 構造 / 規模:在来木造/2階建て延べ26.85坪
2.我が家の自慢
  • 図書館のような書庫
  • 地上高約10mの見晴らしの良い広いデッキ
  • 大開口の南面出窓
  • 柿渋塗装、シラス左官
  • 眺めの良い2階の浴室
  • アンティークの建具と照明
  • デッドスペースの無いところ
3.我が家のこだわり、譲れなかったところ
  • 和の空間
  • 本のための場所
  • 設備、照明、建具、すべて指定しました。(物干以外)
  • 基礎の配筋がNGだったので、ジェイさんと工務店の社長と相談して、基礎コンクリートのやり直しの大英断をしてもらいました。
キッチン 4.コスト
  • 最初はガンバル派でスタート
  • こだわった結果、予算大幅オーバー (泣)
5.家づくりについて
  • 打ち合わせ回数や所要時間:週末1週間おきに2時間くらいを8ヶ月。メールは頻繁にやりとり。
  • 気に入った写真をコラージュしたイメージボードを提示しました。
  • 土地購入時には、擁壁の構造や配筋をジェイさんに見てもらいました。
  • 時間の許す限り、柿渋を自分たちで塗りました。
  • 震災直後だったので、キッチンや給湯器など設備の調達や仕様変更に苦労しました。
  • 震災直後だったので、プレカットの材の間違い→上棟後に組み直し、寸法間違い→ジャッキアップでの寸法直し、など大手術がありました。
  • アンティークの建具や家具や照明を購入しながら、都度、ジェイさんに相談して、設計に反映してもらいました。
  • 雨センサー付き電動の天窓はお奨めです。天気を気にせず外出できます。
6.妥協したこと、我慢したこと 水回り
  • こだわりを貫いたので、特になし。
7.反省点
  • 玄関横の靴収納に換気扇を設置しなかったこと。暑い。
  • 玄関表札に照明が当たらないこと。
書庫 8.住んでから変わった生活パターン、生活への影響など
  • 宴会が増えました。毎月開催。
9.我が家のこれから
  • デッキ下の畑の充実。
  • 家とともに、年を重ねていきます。
10.その他(対コスト満足度など)
  • 工務店は若い社長と若い棟梁と若い現場監督でしたが、いろいろなこだわりに付き合ってもらえたので、お奨めです。
  • 家を通して、今でもいろいろな人とお付き合いが続いています。家造りが友だち作りになりました。