横浜市保土ヶ谷区I邸「ホワイトドレス」完成おめでとう!


2012年8月1日new

土塗り壁大好きの奥様は、もう少しアースカラーが好みだったかもしれません。でも、その今まで建っていた叔母様の家の歴史の継承を大事にいたしたく、古い屋根瓦を利用し、その存在感を出すために白(城)漆喰壁の感じの外観にいたしました。横浜市保土ヶ谷区峰岡町の公園の角地に建っています。写真の下方のへの字型が瓦の切れ端です。美しくないですかあ~。

 

全体写真です。さらに土塗り感覚を演出するために本体隅部は、曲面にして優しく。また、建物全体が大地から生まれ出づる感じを大切にいたしたく、廻りの塀も部分的に白くして全体がNICE BALANCE !?で嫌みがなく、そして純白なドレスを装うイメージにしております。木部はニゴリ系の色で合わせ、よりエレガントになるようにしております。

 

外階段を上がり、玄関前に立つと曲面の玄関扉が登場!、扉も曲面形状になっています。壁面は南側を除き、窓は、小さく小さく美しい白いドレスに素敵なステッチを施しているイメージで全体を引き立てます。デザインがわかる専門家が見れば分るのですが、木造では普通できない内付け窓になっています。その漆喰の美しさ感を引き出すために細部までこだわっております。

 

 

玄関扉を開け、上を向くと懐かしい丸太が天井を支え、自然光が差しています。ここは、どこなのかと?とふと・思います。正面右側の扉の奥にはクロークルームがあり、LDKへとつながっています。

LDKは、広々して、軽快で、しかし落ち着く・・・ジェイ空間です。いつもどこかしらポイントを創るのですが、今回は円形ソファです。煉瓦の背もたれが空間を引き締め、明るめの色彩ながら重厚感をも演出します。

 

キッチンは、オーナーのご希望をいつも優先して全体の雰囲気に合うデザインにするのですが、今回は、白いタイルのカウンターです。イタリア式に調理器具を飾るのが上手なオーナーなのでいつでもWECOMEな雰囲気が素敵です。

2階へは、軽い感じの円形階段を上ります。また、5ステップでロフト(屋根裏部屋)へ行けて、そのまま屋上ルーフへも繋がっていて大きなお空と景色がパノラマのように広がります。だんだん、訪れたくなってきましたか??

最後に、オーナーのユーモアのあるセンスを伺わせるONE SHOT !

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